底つき体験

アルコール依存、ギャンブル依存、買い物依存

依存というなのつく病での立ち直りのきっかけは

自身が「底つき体験」を経験することで

「それまでの自分を変えていく」という決心をするきっかけになるのだと言います。

 

夫断酒12日目

 

とりあえず今のところ

毎日 断酒の誓いを 朝食前、夕食前に自分で唱えてから

食事をしております。

 

 

1.私たちは酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認めます。

 

1.私たちは断酒例会に出席し、自分を率直に語ります。

 

1.私たちは酒害体験を掘り起こし、過去の過ちを素直に認めます。

 

1.私たちは自分を改革する努力をし、新しい人生を創ります。

 

1.私たちは家族はもとより、迷惑をかけた人たちに償いをします。

 

1.私たちは断酒の歓びを、酒害に悩む人たちに伝えます。

 

 

 

10年以上に渡り

 

「こんなに毎日飲んでいたら体を壊すよ」

休肝日を作った方がいいと思うよ」

「家族のため、子どもの将来のためにも 程々にした方がいいと思うよ」

「倒れてからじゃ遅いよ」

 

そういった言葉を何度投げかけたかわかりませんが

何の効果もありませんでした。

 

子育ての忙しさも重なり

あまりにも言っても聞き入れることのない

この夫の態度に

「もうこの人に何をいっても無駄だ」と諦める気持ちが湧き出てた頃から

 

夫がアルコール依存への下り坂へゆっくりと転がっていったように思います。

 

私の忠告が足りなかったんじゃないか

私至らなかったからこんなことになったんじゃないか

 

私は何度も自分を責めました。

 

本当に自分自身の力で自分が悪い方向に転がっていっていることを

気がついてもらうということが

こんなにも大変なことなのかと...

 

とにかく自分のことではないことを

軌道修正することの難しさを痛感する10数年だったと思います。